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学校は、人間関係を学ぶ場所。 [小学生低学年。]

家づくりも、そろそろ大詰め。。。
普通だったら、わくわくドキドキ、
引っ越しの事で、忙しくしている時期だと思うのですが。。。

どうにもそういう気が、おきませんでし
過去形で書くのは、今週になってようやく、
『引っ越し準備をしないと!!!』という気持ちに、
さすがになってきたからなのですが。。。。


なんせ、まめ太の事で
いっぱい、いっぱい、だったんです。
他の事が何も手につかない。(自分も体調を崩していたんですが。)
寝ても覚めても、まめ太の事ばかり、思い悩んでいました。


今年度、私は小学校のPTCA役員を務めているので、
同学年のお母さんたちと、情報交換する機会が、ぐんと増えています。
授業参観以外で、子供たちの様子を見に行く機会も多く、
担任の先生とお話しする機会も多いため、
我が子の様子も、クラスのお子さんの様子も、
観察する機会に恵まれています。

<ごっこ遊びと、暴力の境目は??>
そこで聞いた話の一つが、以前からまめ太に注意していた
戦いごっこというくだらない、幼いごっこ遊びに関する問題点。

戦いごっこというのは、幼いまめ太たちの好きな遊びで、
『36ボンドほう!!!(ブワシッ!!!)』
『獅子そんそん!!!(ズシッ!)』
と、奇怪な擬音とともに、相手をやっつけるフリをする、
たわいのない遊びです。

徐々にエスカレートして
ほんとに蹴飛ばされたり、つかみ合いになったりするのは、
幼い男子に、よくありがちなこと。。。なんですが。

<指摘された問題点>
1)遊びに加わっていない子供(時に、女の子にまで)危害が及ぶ事がある。
2)遊び方に、始まりと終わりの明確さがないため、
  突如始まったり、休み時間外にも及んでいるようだ。

<我が子への確認>
家に帰って、さりげなく、
『戦いごっこって、誰たちとやってるの??
きちんと、時間中にルールを守ってやってる??』
と、尋ねてみたところ。。。
とんでもない話が、飛び出してきました!!!

『オレは最近は、○○君の攻撃をかわせるから、やられない。
でも、個別支援級の△△君は、いつもあたって、やられてしまう。』
『その他、△△君のしゃべり方の真似をする、意地悪な子がいる。』

いつもやられている子がいる、おまけに、
言葉遣いのくせの真似をされているお子さんがいる、
しかも、個別支援級のお子さんに対してとは。。。

幼い子供の悪ふざけと、見逃す事はできません。
この時点で、物事の善し悪しをきっちりと教え込む事は
非常に大切だと感じました。

<現状把握を、学校側に要請>
担任の先生に、至急連絡を取りました。
1)我が子が上記のような事を言っているが、
  事実かどうか、確認してほしい。
2)本当であった場合、我が子は、
  加害に加わっているのかどうか、
  あるいは、加害児童を止められない、傍観者であるのか、
  具体的に知りたい。(いずれの行動も、見逃す事は出来ないと思う)
3)必要であれば、学校へ出向きますが。。。と、伝える。

<担任の先生の回答>
1)子供たちは、戦いごっこという遊びを、している。
2)休み時間以外でも、こ競り合いのような事があるので、
  ルールを守る様、厳重に注意を、子供にしている。
3)個別級のお友達の、口調をまねる子供がいて、ものすごく叱った。
  個人面談時に、問題行動を起こした子供の保護者には、伝えるつもり。
 (↑まめ太は、含まれていないとの事)
4)個別級のお友達が、攻撃を受けている事実はないはず。
  (↑これは、先生が知らないという事だと思います。)
5)これまで以上に、休み時間中の子供たちの様子を、
  注意深く見守っていきます。

<先生と確認し、要請した事。>
子供に、自分の行動に対しての、責任をもたせていく。
自分のやった事が相手にとって、どのような気持ちを抱かせる事になるのか??
その時、自分はどのように考えるのか、などなど。
低学年の時は、とくに、きめ細やかな心の指導が必要だと、感じました。

遊びと嫌がらせ、いじめの境目というのは、非常に微妙で曖昧です。
幼い年頃から、しっかりした指導が必要です。
もちろん、学校任せにせず、
家庭で我が子にしっかり指導していきたいです。

<その後、まめ太と話し合った事>
1)ルールをきちんと守ってやる事。
  戦い遊びに加わってない友人の事は、決して、
  攻撃しない事。
  遊びのはじめとおわりに、けじめを付ける事。

2)『ごっこ遊び』じたいを、卒業する。
  やるなら、本気の戦いをする。
  かけっこ、お相撲、計算早さ比べ、などなど。
  本気の戦いは、いくらでもあり、
  戦いは本気で勝ちにいくのが、楽しいのだと教えた。
 


学校という場は、学習よりも、人間関係の基礎を築いていく場ですね。
学習は、親が教える事も出来るし、塾でも出来ます。
でも、いろんな生徒がいて、選択の余地のない学校生活の場は、
この先一生続く、人付き合いを学べる場なんですよね。
そんな事を、改めて考えさせられました。




カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方

カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方

  • 作者: 久保田 カヨ子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


子育てに謎がある時、
どうしたらよいか解らない時に、
明快なヒントをくれました。

カヨコさんは、脳科学者、久保田競さんの奥さんで、
脳科学おばあちゃんと呼ばれているようです。
力強く、シンプルな言葉に
随分助けられるような気がしました。

もし、機会がございましたら、
お手に取ってみて下さいね。
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roy

こんにちは。

年齢に応じて、色んな問題が出てきますね。
低学年、難しい年頃ですね。
いっぱい体も動かしたい時期でしょうし、
体力もついて、その体力差も大きくなる頃でしょうか?
戦いごっこと嫌がらせとの境は曖昧ですね。
まめ太君が、学校であったことをお母さんに説明して、
qoooさんが学校の先生と、きちんとお話されたのですね。
本気の戦いをするという考えが素敵だなって思いました。

3歳の太郎も、お友達とのおもちゃの取り合い、押し合いなど、
どこまで見守って、どこから止めるか、とても判断が難しいです。
ひとつひとつの問題の状況を分析して、悩んで考えて、
子どもと1対1で向き合っていかないと、と改めて思いました。

by roy (2012-12-01 07:30) 

qooo

>royさん。
早速、読んで頂いて有り難うございます。
太郎君も3才ですか〜。大きくなってこれからますます、
目が離せませんね〜。楽しさもどんどん増していきそうです。

男子はほんとに、いくつになっても
女子に比べると幼く、乱暴で、ハラハラします。
遊び相手の親御さんとの関係が、上手くいっていると、
多少の怪我なんかは、お互い様で気にならないのですが。。。
男同士ならいいのですが、時に女子に同様に
やってしまおうものなら、相手のお母様に、
非常に嫌な思いをさせてしまいますし。
全く、ハラハラしっぱなしです。

子育てって、本当に気の抜けない仕事ですね。
私も全力で立ち向かい、時にへろへろに、疲れてしまいます。
お互い、体に十分気をつけていきましょうね。
ほんと、お疲れさまです!!

by qooo (2012-12-01 07:51) 

きよたん

カヨコさん知っています
テレビで見た事があります
パワフルな方ですよね
子育ては試行錯誤ですね
by きよたん (2012-12-01 23:34) 

てぷこだん

そうですね、人間関係を学ぶ場所でもありますよね。
わたくしはよく先生に殴られた身ですが、怒られて殴られるたびに反省をしたものです^^;
でも今の先生ってビンタやゲンコツってしちゃいけないんですよね?
教育方針も変わってしまうと、子供たちの捉え方も変わってくるんだろうなって思いました^^;
by てぷこだん (2012-12-04 08:44) 

qooo

>きよたんさん。
カヨコさんが、著書の中で、
『一番手のかかる息子が、オットの競だった』と、
書いていましたが、ご主人は仕事の虫で殆ど
子育てに参加なさならなかったそうで、ご自身が父親役も
兼ねながら、2人の息子さんを育てたとのこと。
非常に感慨深いなと、共感してしまいました。
我が家も、オットの仕事が忙しいのですが、
私も、父親不在を感じさせない様に、
息子を強くたくましく、育てていきたいなと、思います。
私自身も、成長していかなくては。

>てぷこだんさん。
そうですよね〜!!!私も、しょっちゅう、
出席簿で頭をばしっと、たたかれたクチです。
『頭はやめてくださいっ!!!!』と、叫んだら、
お尻をばしっと、やられたりした女子中学生時代でしたよ。
それでも、随分、反省はしましたよねえ。。。
今の先生は、手は挙げないみたいですよ。
なかなか、大変でしょうねえ〜。

by qooo (2012-12-04 20:18) 

ファーザー

「担任の先生に、至急連絡を取りました」
とは、まったくありがたいことです。

担任が見逃している、保護者からの情報は、ありがたいことです。

by ファーザー (2012-12-08 06:45) 

qooo

>ファーザーさん。
そう言っていただけて、とてもほっとしました。
自分の息子から、気になる話を聞いてしまった以上、
先生に、確認せずにはいられなかったので、
お伝えできて良かったです。その後、息子から聞く話では、
先生が非常に、丁寧に休み時間などもみてくれているようで、
本当に感謝しています。
学校と保護者、地域で連携をとって、子供たちの様子を、
見守っていきたいなと、改めて考えさせられました。
これからも、積極的に学校や地域に関わっていきたいです。
by qooo (2012-12-09 17:35) 

ツキヒメ

たしかに、学校は人間関係を学ぶところですよね。
そして、2年生ともなると、それぞれの個性がますますはっきり出てきて、
1年生の時よりも明らかに違う生活ぶりを話してくれるようになります。
気の合う子、合わない子、乱暴な子、おとなしい子、わがままな子…
親としては、この子とは付き合ってOK、この子はNGというのが、正直、
あるのですが、そこはぐっと飲み込んで、なるべく本人の意志を尊重するようにしてます。
子育てって、年々難しくなりますね。赤ん坊の時は、体の世話だけ(?)
してればよかったのですがね。
子どもにとって、よきアドバイスができる、人生のよき先輩になるために、
親も成長が求められるところです…。

by ツキヒメ (2012-12-20 03:13) 

qooo

>ツキヒメさん。
そうなの、そうなのよ〜!!!
私も○○くんと遊んでくれたらほっとする、とか、
△くんだと、ちょっと。。。とか、
思ってしまうの。顔に出てしまってるかもしれません。。。
全くもって、同感ですよ〜。
幼少期は、健康管理にさえ、気をつけていたらよかったのですが、
最近は、心の細かな動きや、学校での様子なんかも、
気になって気になって。年々大変になってきますよね。
あらゆる問題に対処する為にも、親も成長していかなくてはね。
本当、仰る通りです。
お互い、体に気をつけていきましょうね〜!!
by qooo (2012-12-21 22:13) 

rico

まめ太くんと、向き合って話し合いをするqoooさんが素敵です。
こどもって、小さい時、感じてることをちゃんと表現できないんです。
大人になった時、今、qoooさんと一緒に考えていることが形になると思います。
by rico (2012-12-23 12:55) 

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