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GWはフラメンコ。 [バレエ、フラメンコ。]

GW最終日ですね〜。
明日から日常生活に戻ると思うと、ちょっとがっかりです。。。
まあ、早速、連休を振り返ってみたいと思います。
バラ.jpg
お庭のバラも、咲きました!!!
真っ赤なピエール=ドゥ=ロンサール。
八重咲きのまあるい形が、可愛らしい。
ゴージャスで、とてもよい薫りがします。


私の今年のGW。
前半のメインは、フラメンコ発表会でした〜♪

フラメンコ.gif

私の顔は、5割増の化粧が施されておりますので、
これは、素顔ではないのですが。
今回の衣装は、とても気に入っています。
4人で群舞で、アレグリアスを踊りました。

出来は。。。う〜む。
ものすごく微妙で、まずかったと思います。
(皆ではなくて、私一人が。)

おそらく、前回(1年半前)よりは、頭や状態がぐらつく事は、
減っていたと思います。
が、手は相変わらず、動いていなかったと思います。
最大限の努力はしたのですが、おそらく、
アレグリのリズムが、流れる様には踊れておらず、
ブツブツと、ぶつ切りだと思います。

DVDの録画が、後日手渡されるので、目をそらさずに、
しっかり現実を受け止めようと思ってるのですが。。。




最近は、本当に改めて、フラメンコの魅力に取り憑かれています。
憑かれているという表現はまさに、ぴったりで、
奥の深さ、音楽を理解したいという気持ちで、
ほんとに、夢中になっています。

難しく、理解しがたいからこそ、
魅力を感じてしまうのかもしれないです.。
また、次回。
頑張ります!!!


発表会直前まで、パストーラ=ガルバンのアレグリアスを、
見続けてました。
こんな風に、柔らかく、アレグリのリズムを表現したかったのですが。
今後も、努力と鍛錬あるのみです。
頑張ります〜。


私の中の、フラメンコバイレ(舞踏)の常識のようなものを、
見事、打ち砕いてくれたのは、イスラエル=ガルバン。
彼の踊りを見ていると、
フラメンコも、コンテンポラリーダンスの一つなんだという、
そんな、すがすがしい気持ちがしてきます。



ちなみに、大好きなイスラエルとパストーラは姉弟です。
2人がコンパスを自在にあやつる、このtangoは、
大好きな映像です。う〜ん、カッコいいなあ。



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Boys do ballet!!! [バレエ、フラメンコ。]

梅雨あけ以来、30度以上の猛暑日で、熱帯夜で。
暑くなったと思ったら、涼しくなったり。
皆様、お体具合はいかがでしょうか??

発表会.gif
7月半ばになり、今年もやってきました、
まめ太のバレエ教室発表会。
無事、終了しました。
写真は、お花がわりに頂いた、
どら焼きと、パンフレット。


まめ太、この1年間で、上達していました。
幼児クラスだった昨年は、舞台の上を走り回っているという感じでしたが、
小学2年生になった今年は、ちゃんと、バレエでした[たらーっ(汗)]

短い曲2曲の中には、バレエの基本的動作
シャンジュマン、パッセ、
ソッテ・グリッサード・アッサンブレ。
アントルシャ・カトル。。。
などが組み込まれており、足は、きっちり、5番に入っており、
つま先も手先も、きれい。。。ちゃんと、バレエでした。

何よりも、まめ太の、楽しそうな姿が印象的。
踊る事が楽しくて楽しくてたまらない、
といったようすが、伝わってきました。



男の子にバレエを習わせる事は、
少し、めずらしい事なのかもしれません。
まめ太の場合は、私自身がバレエ経験者であり、
フラメンコバイレ練習生ということもあり、
踊る事の、楽しさと厳しさから何かを得てほしいと、習わせてきました。

きっかけは、私ではありましたが、
三年間、続けてきたのは、まめ太自身の選択。
そして、踊る事の楽しさを教えてくれたのは、
指導する先生方の力なのです。

まめ太の先生は、本人曰く非常に厳しいそうですが、
厳しさの先にある、バレエの楽しさ、向上する喜びを、
丁寧に教えて下さっているようです。
よい、バレエ教室に通っているなあ〜と、
改めて感じました。


バレエダンサーに大切なのは技術力以上に、
本人の資質。具体的にはスタイルですね。
好きだけでは、どうにもならない厳しい世界です。

身長が175㎝に満たなかったとしても、
バレエ以上に、打ち込みたい事が見つかったとしても、
勉強との両立が難しくて、断念したとしても。。。
今、この瞬間、バレエに打ち込んでいる事は、
必ずや、将来の、自分の糧になることでしょう。
青春の、思い出になるのだと思います。

そんな風に、考えていたら、
非常に共感の持てる本に、出会いました。


海と真珠 (ハルキ文庫 う 8-1)

海と真珠 (ハルキ文庫 う 8-1)

  • 作者: 梅田 みか
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2012/03/15
  • メディア: 文庫


児童書だと思うんですが、
読後、とても爽やかな気持ちになりました。
中高生の頃、読みたかったなあ。。。

バレエを習う、境遇の違う少女の物語です。
彼女たちは、たまたま、同じバレエ教室に通い、
『海と真珠』という、演目で、共演する事になるのですが、
若い彼らを取り巻く環境、すなわち、
母親たちの様子も丹念に描かれており、
自分自身と重なる部分がありました。

バレエは、彼女たちにとって、
青春そのもの、なんですよ。
読み終えた後、いいなあ〜と、感じました。



そして、↓こんな、サイトも見つけました。
とても、共感できる内容なので、リンクを貼付けときますね。
男の子のダンサーを応援する、海外のサイトのようです。
http://boysdoballet.blogspot.jp/2011/10/blog-post.html
踊る男子は、カッコいいのです。
バレエ男子、応援しています!!!


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Kバレエ『海賊』。 [バレエ、フラメンコ。]


熊川哲也 海賊 [DVD]

熊川哲也 海賊 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



『海賊』Kバレエの公演を、まめ太と2人で鑑賞しました。
熊川哲也さんが出演する日を、選んでチケットを獲りました。
率直な感想なんですが。。。↓

熊川哲也さんは、やはり、すごい!!!

。。。。。。以上!!!
簡潔ですが、ほんとに、それにつきる舞台でした。
それ以上の、記憶も感想も、残ってないほどです。
しかも、親子2人ダブルで、そんな感じ[あせあせ(飛び散る汗)]
率直すぎますかね〜???


<熊川版『海賊』>
バレエ『海賊』は、まめ太と見に行きたかった
演目ですので、夢もかないました。
熊川さん演じるアリは、船長コンラッドに忠誠を誓う、
若頭的なイメージの役柄です。

『ワンピース』でいうと、白ひげ海賊団を支える、
エースの役所でしょうか。。。

コンラッド=キャプテン/白ひげ
アリ=2番手/エース
ビルバント=3番手/黒ひげティーチ(裏切りや)
ランケデム=海賊ではなくて、奴隷商人。

ま、こんな感じの主要キャストなんですね。
面白そうでしょう??
ストーリーは、非常に分かりやすい演出がなされており、
戦うシーンも多いため、男の子にも受け入れやすい
古典作品だと思います。
Kバレエには、個性的な男性ダンサーも多いので、
たくさんの見所がありました。

最後のシーンが、これまで見たものとは、
大きく改定されていました。
驚きましたが。。。無理の無い流れだったと思いますし、
より、リアルに感じました。



<ダンサーとしての熊川哲也さんが、本当にすごい>
フラメンコ以外の舞踏では、コンテンポラリーが好きな私。
古典は、装飾過多なイメージなのです。
華やかな衣装、舞台装置にごまかされるような気がして。。。

まず、会場につくと目に飛び込んでくるのが、
Kバレエのスポンサーの、宣伝と、グッズ売り場の大きさ。
カタログの値段が高い!!!
そして、コンテのお客さんと比較すると、
圧倒的に多い、女性陣の数、数、数。。。
若干、ひき気味の親子でしたが。。。

始まってみれば、すっかり、前のめりでした。
ダンサーとしての熊川哲也さんは、
小2男子の心もとらえるほどに、
ものすごい存在感があったようです。

全ての装飾を取り去って、
白い舞台の上で稽古着で踊ったとしても、
素晴らしかったに違いないです。
(むしろ、その方が、我々の好みなんですが)


<生演奏にこだわる理由が分かった気がする。>
熊川さんのジャンプは、空中で静止して見えます。
のびやかなつま先は、するどく、空を切ります。
滞空時間の長さは、音楽の1音1音に、繊細に反応し、
『ため』を表現するのです。
普通のダンサーのジャンプが、『○○○』だとしたら、
『っ○○○』と、いう感じでしょうか??

2幕アリのヴァリエーション。
本当に有名なこの曲の出だし、のっけからの大ジャンプで、
息をのみ、呼吸が止まりそうになりました。

♪ッタララララ〜ン♪ッタラララ〜ン
   タラララッタ〜タッタッタ〜ララ〜♪
この太字の部分、ズ〜ッと、空中にいる感じでしょうか。

熊川サンからのリクエストなのか、踊りを見ながら指揮してるのか、
おそらく、その両方だとは思うのですが、
ラ〜ンの部分が、長く感じるんですよ!!
そして、着地と、音が、もうピッタリ!!!
鳥肌がたちました。ほんとに!!!

アリのバリエーション、5.6分のためだけに、
1万4千円(今回A席でした)を出しても、
全く惜しくありません。
そのぐらいのものを、見てしまいました。

<音と一体化する踊り>
フラメンコは、歌とギターと踊り、三位一体といわれます。
一つの歌を、三者で作り上げていくもの。
踊り手は、どのように踊りたいかを明確に示す。
ここで歌を歌ってほしい、このくらいのスピードで踊らせてほしいなど、
合図を、体(踊りで)出していくのです。

自分のやりたい事を表現する為には、
自分の技術力を高めていく必要があります。
速いスピードで、がっがっが〜と、せめて行きたい。。。なんて
場合には、速いスピードで正確に足の音粒を揃える事ができなくては、
ならないわけで、それが出来ない場合には、
逆に、自分の力量にあった速度を、
バックアルティスタにお願いするなんて事も、できるわけです。

音と一体になって踊る事。
それは、フラメンコだからなのかな??と思ってました。
バレエも、同じなのかな???

熊川さんは、自らの指揮で、オケを動かしている感じ。
そんな気がしました。
おそらく、無音で見ていても、
音楽が聴こえてくるように見えたと、思います。
そのくらい、音そのもの、でしたし、
音と音の間さえも、表現されていました。


<緻密で繊細なテクニックが、豊かな表現表情を生む>
手の動き、首の角度などによる、緻密さも、素晴らしかった。
三階席からみても、まるで表情が見えるようでした。

肉体を通して、非常に多くの事が伝わってきました。
強靭な肉体から、繰り出される踊りは、柔らかく、しなる。
ときに強く鋭く、そして、柔らかく。。。と、
緩急のつけ方なども、圧巻でした。

うまいなあ。。。
熊川さん、キリアンや、フォーサイスを
踊ればいいのになあ。。。なんて、勝手なつぶやき。

<頑張れ、リトルダンサーたち!!>
今回、まめ太と二人で見に行きました。
1時間50分+休憩時間25分ですので、
子供と見るには、まずまずの時間でしょうか。

他にも、お子さんが結構、いらしていました。
男の子ももちろん、いました。
彼らも、ダンサーの卵なんだろうか。。。
皆の目に、どのように、うつったでしょうか??


まめ太たちのバレエの発表会も、いよいよ、来月。
生徒さんたちはみな、リハーサルを重ね、
厳しい厳しい練習の中で、自分なりの努力を積み上げています。

厳しい厳しい練習で、努力を積み重ねたその先には、
華やかな舞台が待っているのですね。
そして、舞台が終わった後は、ほっと一息ついて、
また、次の舞台の為の練習がはじまるのですね。

小さなバレエダンサーの卵たちの中から、たくさんの
プロダンサーが生まれてくる日を、楽しみにしています。
みんな、がんばれ!!!




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Alegrias/アレグリアス [バレエ、フラメンコ。]

今、私の師匠に振り移ししてもらっている
ヌメロ(曲)が、アレグリアスです。

この曲に取り組むのは、2年振りで、
舞台に上げるのは2度目になります。
2年前のエルフラメンコでの、発表会以来。

一番、好きな曲です。
何が好きって、まず、(大抵の場合は、ですが)
ティリティ トラ〜ン。。。♪とか、アイアイ〜♪で始まる、
カンテサリーダ部分。
軽快な出だしで始まり、最初の入りで、いくぞ〜!!!と、気合いいれて、
ぐぐ〜っっっ!!!と、閉める。
カラッとしていて、明るくて、力強くて。
喜びあふれる、曲です。


エストレージャ=モレンテ歌う、
アレグリアス。
歌詞は、こんな感じみたいです。

アイ、アイ、アイ
エブロ川を渡るために船頭するのは難しい
船頭するのは難しい
愛するナバラよ
彼らは優れた船だけれど、船賃は高い

私と一緒に来てよ
キャプテン 私の船の
ヴァージンソレア



http://www.lovecms.com/music-estrella-morente/music-coquinas-alegrias.html?tubeid2=Q5O3duvlEeY(こちらの歌詞を参考にしました)
↑こんな感じみたいですが、
『愛するナバラよ』の意味がわからない。
ナバラ州はスペイン北部の地域らしいけど。。。
何か、歴史が関係してるのかもしれません。
調べてみたいです。

アレグリアスの故郷、スペインアンダルシア地方の
海辺の町。カディス。(↓こちらのHPにお写真がたくさんありました)
http://4travel.jp/overseas/area/europe/spain/cadiz/travelogue/10235579/
潮風漂う、素敵な町ですね。

この町の持つ、さわやかさや、
爽快感、幸福感、伸びやかさを、
少しでも、表現できたらいいのですが。。。



私なぞは、まだまだ、頂いた振付けを
なぞる事程度の事しかできませんが、
本来、フラメンコは、コンパス(拍子)に基づいて、
いくつかの決まり事さえ、守っていたら、
自由に、長さを変えたり、構成を付けていく事が可能です。

私の場合、サリーダ(登場する出だし)や、いくつかのジャマーダ、
回転、エスコビージャの上体や手、引っ込みなんかは、自由なので、
自分なりのイメージを固めてみて、
師匠にダメだしもらいます。

今、踊っているのは、↓こんな、構成。
一般的だと思います。これで、5〜7分くらいかな。

サリーダ(出だし)→ジャマーダ(きっかけ)をかけて、歌を呼ぶ
→歌(一つか二つ。)→スピーダしてシエレで閉める
→シレンシオ(テンポがゆっくりになる部分)
→カステジャーノ(テンポを徐々に本来のリズムに戻す)
→エスコビージャ(踊り手の見せ場/歌なし)→ジャマーダで歌を呼ぶ
→ブレリア・デ・カイ→ジャマーダして、引っ込みの歌を呼ぶ→舞台袖へ帰っていく


来年の5月が、群舞で踊る発表会。
ソロ発表会は、その後の予定なので、
あと、1年間はありますね。

その間に、まずは、動作の一つ一つをコンパスにはめること。
サパテアード(足音)が、きれいな音の粒になって、
ころころころころと、転がるような、心地よいリズムを
刻む事ができるようになるまで、とにかく、練習あるのみです。

もう一つ、自分に課しているのは、上体のなめらかさ。
足の刻むリズムを、全く無視したかの様に、
ゆ〜〜〜ったりと、腕と上体を、使いたいです。
上体の動きで、カンテの伸びやかさを表現し、
足は、きっちりと、12拍子をきざんで。。。
難しいですけどね〜。イメージは大切ですし、練習します!!!

さらにもひとつは、ケブラダ’(フラメンコ特有の回転)。
こちらも、頑張ります。



今、とても好きな踊り手さんです。
彼女の若々しさに、憧れます。
何事も、イメージは大切ですものね。



体が元気になってきて、
また、フラメンコができる事は、
私にとって、ほんとに、喜びです。
これまで以上に、フラメンコができる環境に自分がある事に
感謝して、精進したいです〜。







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